七五三の着付けは自分で可能?年齢別の特徴や違い、子どもの負担を減らすコツも

子どもの成長を祝う機会は数多くありますが、その中でも特別なのが、七五三です。七五三といえば、着物を着る子どもたちも多いもの。特に3歳のときには、「生まれて初めての着物でのお出掛け」になるケースも少なくありません。

七五三のお祝いをスムーズに楽しむためには、子どもの着付けが非常に重要なポイントとなります。七五三の着付けはどうするべきで、年齢や性別で違いが存在するものなのでしょうか。七五三の準備をする上で、頭に入れておきたいコツや豆知識を紹介します。

七五三の着付けは自分でできる?

七五三の着付けは自分でできる?

七五三と言えば、子どもの成長に感謝し、未来への願いを込める伝統行事です。普段はドレス姿にあこがれるような幼い子どもたちも、この日ばかりはあでやかな着物姿へと変身するもの。普段とは雰囲気の違うその姿に、「大きくなったなぁ」なんて、目を細める親御さんも多いのかもしれませんね。

さて、子どもに着物を着せようと思った際に、まず気になるのが「着付けはどうするのか」という問題です。近年は美容院だけではなく、写真館などでも「お出掛けパック」が用意されていますから、こうしたプランを利用するのも一つの方法です。

とはいえ七五三の着付けをプロにお願いする場合、多かれ少なかれ、プロのペースに子どもが合わせる必要が生じてきます。予約時間が迫れば、子どもの機嫌が悪くてもお店へと出向かなければいけません。また着付け中にプロとコミュニケーションを取り、ベストな仕上がりにしてもらうのは、大人であっても難しいもの。子どもたちにとっては、なおのことだと言えるでしょう。

もしも七五三の着付けを自分で行うことができれば、これらの問題はすぐに解決が可能です。子どもの着付けは、子どもの機嫌やスケジュールを見ながら、余裕をもって行えるでしょう。また子どもにとって身近な人が着付けを担当すれば、気になる点も素直に伝えやすくなります。子どもの体型や動き、状況などを総合的に判断した上で、そのときの子どもにとってベストな着付けを行うことができるはずです。

とはいえ、「子どもの着物の着付けなんて、自分でできるものなの?」と不安を感じる方も多いかもしれません。3歳児用の着物であれば、簡単に着付けられるタイプがほとんどですし、それほど心配する必要はないでしょう。また自分自身で着付けを行うことで、着崩れてしまったときでも、すぐに対応できるというメリットも生まれます。

それでも不安という場合には、子どもが七五三を迎える前に、着付け教室に通ってみるのも良いでしょう。和服の基本や着付けの実践テクニックを、ほんの少し身につけておくだけでも、自信を持って対応できるようになるはずです。

七五三の着付け……年齢・性別での違いとは?

七五三の着付け……年齢・性別での違いとは?

七五三といえば和装!というイメージも強いですが、七五三で身につける着物には、年齢や性別によって細かな違いがあるということをご存じですか? 

一般的には3歳と7歳の女の子、そして3歳・5歳の男の子が七五三のお祝いをすると言われていますが、地域によっても差があるようです。また近年では、兄弟姉妹との兼ね合いによって、少し年齢をずらしてお祝いを行うケースも少なくありません。

今回は3歳(共通)、5歳(男の子)、7歳(女の子)の3つのパターンで、それぞれの特徴や着付けの違いを紹介していきます。

3歳(共通)

まだまだ幼い3歳は、七五三の第一歩です。「まだまだ赤ちゃんっぽさが抜けない子どもに着付けをするなんて……至難の業だ!」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、3歳のときの着物の着付けは三つ身と呼ばれる着物に被布をかぶせるだけ。とても簡単に終えられるので、初心者ママにもオススメです。着付けでもっとも難しいのが「帯を結ぶ」ところですが、3歳のときには登場しません。

ちなみに、被布と聞くと「女の子」をイメージする方も多いかもしれませんが、男の子の場合でも、3歳でお祝いをする場合には被布をかぶせるところが多いです。子どもにとっても楽ちんなので、オススメです。

5歳(男の子)

5歳の男の子は、紋付羽織袴を着用するのが一般的です。5歳のお祝いは「袴着の儀」とも言われていて、男の子が初めて袴を着てお祝いをする機会なのです。3歳のときとは一味違う、男の子らしさを見せてくれることでしょう。

7歳(女の子)

七五三の着付けを自分自身で行おうと決めた際に、もっとも難易度が高いのが、こちらの7歳女の子です。7歳のお祝いは「帯ときの議」とも呼ばれていて、子ども用の着物を卒業し、大人と同じ帯を結ぶようになります。

初めて帯を結ぶことになるので、息苦しさを感じる子どもも少なくありません。「着崩れしないように」とつい強く帯を締めたくなってしまいますが、適度な加減で苦しくないよう配慮することが大切です。

子どもを不機嫌にさせないために、知っておきたいポイント

子どもを不機嫌にさせないために、知っておきたいポイント

七五三のお祝いでは、主役である子ども自身がまだ幼いこともあり、「正直失敗だった……」なんて語る方も少なくありません。特に和服で儀式に臨む場合は、勝手の違いに戸惑う子どもも少なくありません。七五三のお祝いを気持ちよく終えるためには、子どもの負担を軽減することが大切です。

そのためには、いくつかのコツを実践してみてください。具体的に紹介します。

着付けは事前に練習しておこう

子どもにとっては、着物を着るための着付けが、すでに負担になってしまう可能性があります。特に子どもの着付けが初めての場合、ママもバタバタしてしまいがち。時間がかかればかかるほど、子どもが不機嫌になる可能性は高くなります。

親子一緒に着物に慣れるためにも、事前の練習は必須となります。ざっくりとでも構いませんから、子どもの機嫌が良いときを見計らって手順を確認しておきましょう。

上手に着付けを終えられたら、記念撮影までを終えておくのもオススメの方法です。

履き慣れた靴やサンダルを用意しておこう

和服といえば草履が定番ですが、実はこの草履が、子どものぐずりの原因になってしまうケースが少なくありません。子どもにとって、慣れない草履はとにかく疲れるもの。長時間歩くときには、足が痛くなってしまいがちです。

こんなトラブルを避けるため、おすすめなのは「足元は草履にこだわらない」という方法です。移動時には履き慣れた靴やサンダルを履かせ、写真撮影時だけ、草履へと履き替えさせましょう。たったこれだけでも、子どもの負担は大きく減らせます。

着替えも準備しておこう

七五三のお祝いの目的は、子どもに着物を着せることではありません。あくまでも、「子どもの成長に感謝し、お祝いをする」ということが本来の目的となります。もし着物が原因で子どもの機嫌が悪くなってきたら、潔く着替えることも、一つの対処法です。ちょっとおめかしした洋装へと着替えることで、子ども自身も気分転換ができて、気持ちよくお祝いできる可能性があります。

大人であっても、一日中和服で過ごすというのは大変なもの。子どもにとっては、なおのことだと言えるでしょう。「写真さえ撮影できればOK」など、ハードルを低くしておけば、当日にガッカリすることもありません。「途中でぐずって着替えた」なんて出来事も、後から思い返してみれば、良い思い出になってくれるはずですよ。

子どもの七五三は、親にとっても一大イベントです。和服を着せたいけれど、さまざまな負担が心配……という場合には、ママやおばあちゃんなど、子どもにとって身近な人が着付けを担当することで、負担を軽減できる可能性があります。

「着付けなんて難しくて無理!」と思う方も多いかもしれませんが、実際にやってみると、意外となんとかなった!という方も案外多いものです。この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

事前に練習し、「やはり不安だ」という場合には、本番を迎える前に着付け教室に通ってみるのもオススメです。数か月で着付けの基本を学べる教室も多いですから、ぜひ活用してみてください。

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