着付けの上達のために必要なこと

大人の習い事として、近年人気を集めているのが「着付け教室」です。これまでは、「美容院などで予約をとり、着付け師さんに着させてもらうもの」というイメージも強かった和服。より身近なファッションとして楽しみたい!という方を中心に、「着付け」の技術を学ぼうという流れが生まれてきています。

特に現代の大人世代の女性たちの中には、「親世代から引き継いだ着物がたくさんある」という方も多いはずです。自分で着付けができるようになれば、より深く、和服の世界を楽しむことができるでしょう。

さて、このような理由で人気が高まっている着付け教室ですが、「教室に通っているのになかなか上達しない!」と感じている方がいるのも事実です。

着付け教室に通っているだけでは、なかなか上達しないケースがあるのは、なぜなのでしょうか。より一層スキルアップするためのコツと共に、わかりやすく解説していきます。

着付け教室以外でも練習する

着付け教室以外でも練習する

着付けの技術を学びたいと思ったときには、着付け教室は非常に便利な場所です。専任の講師が、着物の基礎知識について、一から丁寧に教えてくれることでしょう。

着付け教室にもさまざまなタイプが存在していますが、大体「12回」前後のレッスンを一つの区切りとするところが多くあります。週に1度のペースで通えば、「約3か月」が目安となります。

とはいえ、実際にこの期間のレッスンを終えても、「満足いく着付けテクニックを身につけられた!」と感じられる方はごく稀です。着付けの世界は奥が深く、学べば学ぶほど、「もっと○○もできるようになりたい!」なんて欲も刺激されてしまうからです。

できるだけ短期間で「とりあえず一通りの技術を習得したい!」という場合には、練習の場を着付け教室だけに限定しないことが大切です。

着付け教室では、専門の先生のもとで知識と技術を教えてもらえる貴重な場所ですが、「たった1回やっただけ」で、技術を習得できるわけではありません。

そのまま復習しなければ、次回のレッスンまでにほとんどの記憶は薄れていってしまうでしょう。次回のレッスン時には、「前回の復習」からスタートすることになり、非常に効率も悪くなってしまいます。

一方で、着付け教室以外にも積極的に練習している方の場合は、めきめきと腕を上げていきます。習ったことをきちんと復習し、自分自身の知識や技術として定着させていくことで、レッスンごとの質も高くなっていくのですね。

本気で着付けがうまくなりたいと思うのであれば、ぜひこちらのパターンを目指してみてください。

教室以外の練習の場とは?

着付け教室以外に着付けの練習ができる場所として、オススメなのは「自宅」や「仲間内での練習会」です。

自宅で自分の着物を使って練習をすれば、誰にも迷惑をかけることはありません。好きなときに、いつでもレッスンの復習ができるでしょう。

教室でレンタルの着物を使っている場合には、練習用の着物を一着用意するのがオススメです。リサイクルショップなどでは、安価に手に入れることも可能ですし、練習用であれば品質も充分です。

また「自分だけではうまく進められない」という場合には、同じ目的を持つ仲間同士で集まって、練習会をするのがオススメです。お互いの技術を確認し合いながら先へと進んでいけるので、技術向上のスピードも格段にアップするはずです。

どちらのパターンも、「練習回数を積めば積むほど上達する」という基本を、しっかりと頭に入れておきましょう。

自装と他装を学べる教室を選ぶ

自装と他装を学べる教室を選ぶ

着付け教室に通っているのに、なかなか着付けの技術が上達しない……と悩んでいるときには、実は「教室選びで失敗している」という可能性もあります。

こちらの場合は、できるだけ早いタイミングで「本当の意味で自分に合った教室へと移ること」が、上達の近道だと言えるでしょう。

着付け教室の中には、

・自装だけを学べる教室
・他装だけを学べる教室
・自装・他装共に学べる教室

などの種類があります。「自分で着物を着られるようになりたい!」という希望を抱いて教室探しをする場合、「自装の技術を習得できればそれで良い」と考えるケースも多いのかもしれません。

しかしここであえて「自装・他装共に学べる教室」を選ぶことで、自装だけでは学ぶことができないテクニックを習得できます。

他の人に着付けをする際には、「美しく見せるための技術」が必要となります。この目線を自装にも取り入れることで、より一層美しく着こなせるようになるでしょう。

「教室を開く予定もないのに、他装なんて……」と思うこともあるかもしれませんが、他装を学ぶことで見えてくるものもあります。「自装については一通り習ったけれど、なんとなく満足できない」なんてときには、他装を学んでみると良いかもしれません。

出かけるときに着物を着てみる

出かけるときに着物を着てみる

着付けの技術を上達させたい!と思ったときに、最も効果的だと言われているのが「着物を着て、外に出かける機会を作る」ということです。

教室で着付けの練習をするだけでは、「誰かに見られる緊張感」は得られません。「もっと○○をこうしたらよかった!」なんて、後悔する場面も少ないでしょう。

着付けをスタートしてすぐの時期に、自分で着物を着て外に出かけようと思えば、何かとトラブルも付き物です。しかしそこでどう対応するのかによって、さらに技術の習得を進めていけます。

また「着物を着た姿を人に見られる」という機会は、着付けを学ぶ上で絶好のチャンスだと言えるでしょう。美しく見せるためにはどうすれば良いのか、活きた知識を身につけていけます。

日常生活の中で、着物を着る機会なんてなかなかない……という場合には、多少無理をしてでも「作ってみる」のがオススメです。

・入学式
・卒業式
・結婚式
・友人同士の女子会
・同窓会
・年末年始のパーティー

その場に合わせた着物をチョイスすれば、「派手になり過ぎて周囲から浮いてしまう」なんてことにもなりません。また「今着付けの練習中で……」なんて一言添えれば、話題の一つとして盛り上がるでしょう。

これ以外にも、同じ着付け教室に通う人同士で、「着物を着て集まる会」を開いてみるのもオススメです。

待ち合わせ場所はあえて人が多く集まる場所に指定することで、「頑張ろう!」というモチベーションもアップするのではないでしょうか。同じ志を持った者同士、充実した時間を過ごせるはずです。

着物の数がないときには?

着物を着て外に出かけようと思ったとき、悩みがちなのが「着ていく着物がない」という点です。練習用に購入したのが一着のみという場合には、「また同じ着物」と思われるのが嫌だ……なんてこともあるのかもしれませんね。

もちろん、安いものを何着か揃えるのも良いでしょう。それ以外に、同じ着物でもバリエーション豊かに見せる方法を学ぶという点もあります。自分自身が求める情報であれば、人は抜群の集中力を発揮して、新たな知識と技術を習得しようとします。こちらも、上達するためのモチベーションにつながるでしょう。

月に1度のお出かけを目標にしてみて

着付けを上達させるためには、練習もかねて、「着物を着て出かける」のが一番です。こうした機会が多ければ多いほど、上手になっていくことでしょう。

とはいえ、着物を着て出かけるというのは、そう簡単なことではありません。まだ着付けに慣れていない時期には、準備が負担になってしまうことも考えられます。

まずは「月に一度」程度のペースで、着物でのお出かけを企画してみてください。一年に12回も着物を着る機会があれば、上達スピードもぐんとアップすることでしょう。

まずは着物を着る機会を増やしてみよう

・着付けの技術がなかなか上達しない
・もしかしたら、着付け教室が合っていないのかもしれない

こんな悩みを抱える方は、決して少なくありません。まずは「自分だけではない」ということを知り、安心してくださいね。

その上で、技術上達のために自分なりの努力をスタートするのがオススメです。着付けは、回数をこなして初めて上達するものですから、「どう増やしていくのか」が最も重要なポイントとなります。

自分の意識次第で、着物を着る機会は増やせるものです。ぜひ上達のために、検討してみてくださいね。

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